フリーランスエンジニアとして
これからも生き残りたいなら
いつまでもエージェントに依存するのはやめてください。
最初に誤解してほしくないのは
エージェントを使うこと自体が悪い
と言っているわけではありません。
むしろ、独立初期は使った方がいいです。
自分ひとりで大手企業から
月単価60万〜80万円の案件を取るのは
普通に難しいです。
だから最初は
フリーランスエージェントの営業さんに頼る。
これは全然いい選択です。
ただ、問題はその後です。
ずっとエージェントに依存していると
単価は80万円前後で止まります。
市場が悪くなった瞬間に、条件も一気に下がります。
そして何より
自分で案件を取れないフリーランスは
エージェントの言いなりになります。
これからAIで
「実装するだけのエンジニア」は
どんどんいらなくなっていきます。
だから、脱エージェントは
意識高い人だけがやることではありません。
これから生き残るために
必ずやらないといけないことです。
動画で聞きたい人はこちらです。
記事では、エージェントをどう使い
どのタイミングで個人案件へ移っていくかを整理します。
- エージェントを使うことは悪くない。でも依存すると危ない
- エージェント案件しか経験がない人は、AI時代にかなり厳しい
- 最初は月単価80万円をエージェントで作り、個人案件へ少しずつ移る
- 月5万円の小さな業務効率化案件から、脱エージェントは始められる
- エージェント案件だけで月60万〜80万円を作っている人
- フリーランスなのに、働き方が会社員とあまり変わっていない人
- AIで実装案件が減ったとき、自分の収入がどうなるか不安な人
- 個人案件を取りたいけど、何から始めればいいか分からない人
エージェントを使うことは悪くない。でも依存するな
まず、エージェントを使うことは悪くありません。
フリーランスになりたての頃に
営業も案件探しも単価交渉も
全部自分でやるのはかなり難しいです。
その状態で、エージェントが
月単価60万〜80万円の案件を紹介してくれる。
これは普通にありがたいです。
僕自身も、フリーランス初期は
エージェントを使って案件を取っていました。
だから、エージェントを否定したいわけではありません。
ただ、フリーランスエンジニアとエージェントは
お互いに使い合う関係です。
一方的に依存する関係ではありません。
ここを勘違いすると
単価も働き方も、全部相手に握られます。
エージェント案件しか知らない人は危ない
フリーランスエンジニアの多くは
エージェント経由で案件に入ります。
月稼働140〜180時間。
月単価60万〜80万円。
週5で現場に入って、実装タスクをこなす。
この働き方です。
最初はこれでいいです。
会社員時代より収入も上がるし
フリーランスになった感覚もあります。
でも、その働き方しか知らないなら危ないです。
なぜなら、案件を取る力が自分に残らないからです。
エージェントが案件を探す。
エージェントが条件を持ってくる。
エージェントが単価を決める。
エージェントが次の現場を提案する。
これに慣れすぎると
自分で営業できなくなります。
そして、自分で営業できない人は
エージェントの条件を飲むしかなくなります。
マージン構造を知らないと、単価は上がらない
フリーランスエージェントは
クライアントから案件を受けて
そこからマージンを抜いてエンジニアに紹介します。
たとえば、クライアントが月100万円で発注する。
エージェントが20万円抜いて
あなたに月80万円で紹介する。
これはビジネスとして普通です。
案件を探してくれて、交渉もしてくれるので
マージンを取ること自体は悪くありません。
ただ、場合によっては
もっと深い構造になっています。
クライアントが100万円で出す。
エージェントAが80万円で受ける。
さらにエージェントBに流す。
その下であなたが50万円で受ける。
こういうこともあります。
つまり、あなた自身には
月100万円をもらえるポテンシャルがあっても
間で抜かれて、手元には50万〜80万円しか残らない。
この構造を知らないまま
「自分の単価はこれぐらいなんだ」
と思っているなら、それはかなり危ないです。
AIで「実装するだけのエンジニア」はいらなくなる
さらに今は、AIの影響があります。
今までフリーランスエンジニアが
月単価60万〜80万円をもらえていた理由は
エンジニアが足りなかったからです。
企業は開発したい。
でも、エンジニアが足りない。
だから高単価でも来てほしい。
その結果、フルリモート、フルフレックスで
月80万円もらえるような
かなり美味しい働き方が成立していました。
でも、AIで状況は変わっています。
実装だけならAIでできる。
実装するだけのエンジニアを
今までほど大量に抱えなくていい。
こういう流れになっています。
そのとき、エージェント案件に依存している人は
一気に影響を受けます。
クライアントが発注数を減らす。
エージェントが高単価案件を持ってこられなくなる。
今まで80万円だった案件が60万円になる。
場合によっては40万円の案件を提案される。
そのときに
自分で案件を取れない人は
「分かりました」と言うしかありません。
これが、エージェント依存の怖さです。
エージェント案件が下がったときに、他の収入ルートがない。自分で営業できない。個人案件を取ったことがない。この状態だと、条件が悪くなっても受け入れるしかありません。
いきなりエージェントをゼロにする必要はない
とはいえ、いきなり
エージェントを使うのをやめろ
という話ではありません。
それは危ないです。
エージェントのいいところは
安定した案件を探してくれることです。
月単価60万〜80万円。
毎月安定して入る。
自分で営業しなくても案件がある。
これは大きいです。
だから最初は、エージェントで安定収入を作ってください。
僕のおすすめは
まずエージェント経由で月単価80万円を目指すことです。
月単価80万円の案件に入る。
最初の3ヶ月で現場に慣れる。
安定して仕事を回せる状態にする。
そのうえで、副業として
個人案件を取りにいってください。
つまり、いきなりゼロにするのではなく
比率をずらしていくんです。
脱エージェントは、グラデーションでやる
理想はこうです。
- まずエージェント案件で月単価80万円を作る
生活費と安定収入を確保する。 - 現場に慣れたら、副業で個人案件を取る
小さく営業して、納品までやり切る経験を作る。 - 個人案件が月50万円ぐらいになったら、エージェント稼働を減らす
週5を週3にするなど、時間を個人案件側へ移す。 - 個人案件を月80万〜100万円に伸ばす
エージェント案件に依存しない状態へ近づける。
これが現実的です。
いきなりエージェントを切るのではなく
少しずつスライドする。
グラデーションで脱エージェントする。
これが一番安全です。
最初の個人案件は、月5万円でいい
個人案件を取ったことがない人は
いきなり20万円、50万円、100万円の案件を狙わなくていいです。
まずは月5万円でいいです。
小さな業務効率化。
ちょっとした自動通知。
スプレッドシートの整理。
フォームや決済の通知連携。
エラーが起きたときの自動通知。
このぐらいで大丈夫です。
エンジニアからすると
そこまで難しくないことでも
小規模事業者さんからするとかなり助かります。
たとえば、Stripeで決済があったら通知が来る。
エラーが起きたら自動で通知が来る。
毎日手作業で見ていたデータを自動でまとめる。
こういう部分的な改善でも
喜んでくれる人はいます。
最初から大きい案件を取ろうとすると
営業も難しいし
納品も難しくなります。
だから、まずは小さく取ってください。
異業種交流会で、まず1件取りに行く
個人案件の入り口として
一番分かりやすいのは異業種交流会です。
都市部なら
「異業種交流会 東京」みたいに調べると
毎日1日2〜3個ぐらいイベントがあります。
そこには、ビジネスのつながりが欲しい人が来ます。
そこで、
と伝える。
いきなり高額案件を売る必要はありません。
まずは5万円ぐらいで
小さな業務効率化を提案する。
それを納品までやり切る。
この経験が大事です。
1件取れると
次は20万円の案件が見えてきます。
20万円が取れると
50万円、100万円も見えてきます。
個人案件は、最初の1件が一番大事です。
脱エージェントすると、収入と自由度が上がる
脱エージェントできると
大きく3つ変わります。
1. 単価が上がる
今までエージェントに抜かれていたマージンが
自分に入るようになります。
同じ仕事でも
収入が1.2倍、1.5倍になることがあります。
もちろん、営業や顧客対応も自分でやる必要があります。
でも、その分ちゃんと手元に残ります。
2. 1つの案件に依存しなくなる
エージェント案件1本だけだと
その案件が切れた瞬間に収入が止まります。
でも、個人案件を複数持っていれば
1つ飛んでも全部は崩れません。
僕自身も、同時に5〜7個ぐらいの案件をやっています。
そのうち1つが飛んでも
他の案件で補えるので
収入が一気になくなることはありません。
3. 案件の選び方が変わる
エージェント案件は
条件がある程度決まっています。
稼働時間。
リモート可否。
単価。
業務内容。
契約条件。
基本的には、用意された条件の中から選ぶ形です。
でも、自分で案件を取ると
条件を自分で交渉できます。
フルリモートでお願いします。
この範囲で対応します。
この金額でやります。
この稼働時間で進めます。
こうやって、自分で働き方を設計できます。
ここまで来ると
本当の意味でフリーランスになります。
フリーランスなのに、会社員みたいに働いていないか
正直、多くのフリーランスエンジニアは
フリーランスと言いながら
働き方は会社員とあまり変わっていません。
週5で現場に入る。
決められた時間で稼働する。
決められたタスクをこなす。
案件が切れたら、またエージェントに探してもらう。
これだと、会社員より収入は高いけど
自由度はそこまで高くありません。
もちろん、最初はそれでいいです。
でも、ずっとそのままだと
AIで市場が変わったときに
かなりしんどくなります。
だからこそ
自分で案件を取る力を持ってください。
エージェント案件を使いながら
個人案件を増やす。
少しずつ比率をずらす。
最終的に、自分で仕事を選べる状態にする。
これが、これからのフリーランスエンジニアの生き残り方です。
まとめ:脱エージェントは、収入を上げたい人だけの話ではない
昔なら、脱エージェントは
もっと収入を上げたい人だけがやることでした。
月60万〜80万円の案件に入って
そこそこ満足しているなら
別にそのままでもいい。
そう思っていた人も多いはずです。
でも、今は違います。
AIで、実装するだけのエンジニアの価値は下がっています。
エージェント案件の条件も、これから変わっていきます。
そのときに
自分で案件を取れない人は
条件が悪くなっても受け入れるしかありません。
だから、脱エージェントは
収入を上げたい人だけの話ではありません。
生き残るための話です。
今エージェント案件だけで働いている人は
まず月単価80万円を作る。
そのうえで、月5万円の小さな個人案件を取りに行く。
この順番で進めてください。
自分の場合、どうやって個人案件を取ればいいのか。
どのタイミングでエージェント稼働を減らせばいいのか。
月収100万円を超えるには何から変えるべきなのか。
ここがまだ見えていない人は
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