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単価アップ

フリーランスエンジニアがエージェント案件の単価を1.5倍に上げる方法

フリーランスエンジニアがエージェント案件で安く見積もられず、月単価60万円から80万円・100万円を狙うためのスキルセット、複数エージェント比較、スキルシート改善を解説します。

著者: はるや6分で読了
元動画: 【フリーランスエンジニア】エージェントからの単価が1.5倍になるための方法を教えるわ

フリーランスエンジニアになった人が
一番気になるのって、結局ここだと思います。

今の自分の月単価って
どうやったら上がるんですか?

月単価50万円。
月単価60万円。
月単価70万円。

ここから80万円、90万円、100万円に上げたい。
でも、エージェントからは

「あなたのスキルだと60万円ぐらいが限界ですね」

みたいに言われる。

で、それを真に受けて
自分はまだそのレベルなんだと思ってしまう。

正直、それはかなりもったいないです。

動画で聞きたい人はこちらです。
記事では、要点を順番に整理していきます。

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この記事で伝えたいこと
  • エージェント案件で単価が上がる人と安く見積もられる人の違い
  • 月単価のアッパーを上げるスキルセット
  • 複数エージェントを使って本来の単価を取りに行く方法
  • スキルシートで最初に見せるべき情報
特に見てほしい人
  • フリーランスエンジニアで月単価50万〜70万円あたりにいる人
  • エージェントから「その単価は厳しい」と言われて諦めている人
  • スキルはあるのに、案件探しやスキルシートで損している気がする人
  • 月単価80万円・100万円を現実的に狙いたい人

単価アップには2つの観点がある

エージェント案件で単価を上げる方法は
大きく分けると2つあります。

  1. 単価が上がりやすいスキルを身につけて、自分が取れる単価の上限を上げる
  2. エージェントに安く見積もられず、本来取れる単価を取りに行く

要は、ただ

「単価上げてください」

と言うだけではありません。

そもそも市場で高く評価されるスキルを持つ。
そのうえで、エージェント側の都合で安く買われないようにする。

この両方が必要です。

単価交渉という言葉だけ聞くと
営業トークとか駆け引きみたいに見えるかもしれません。

でも本質はそこではありません。

自分の市場価値を上げて、
その市場価値がちゃんと相手に伝わる状態を作ることです。

まず単価のアッパーを上げる

最初に見るべきなのは
自分がどのスキルセットで案件に出ているかです。

月単価は、結局のところ

  • どの言語を使えるか
  • どんな実務経験があるか
  • どのポジションで動けるか
  • 現場がそのスキルにどれぐらいお金を払うか

でかなり決まります。

もちろん、コミュニケーション力や現場での立ち回りも大事です。
でも、エージェント案件の入口では
スキルセットがかなり見られます。

動画でも話しましたが、
今単価が上がりやすいのは型のある言語です。

バックエンドならGo。
フロントならNext.jsとTypeScript。

特にNext.jsとTypeScriptは
単価アップという意味でも、個人開発に使うという意味でも
かなりコスパがいいです。

補足

Goも強いですが、個人開発や小さなサービス開発まで考えると、Next.jsとTypeScriptを優先する方が使い回しやすいです。まずNext.js/TypeScript、余裕があればGoという順番でいいと思います。

RubyやPHPだけだと、単価が伸びにくいことがある

未経験からエンジニアになった人だと
最初にRuby on RailsやPHP、Laravelを学んだ人は多いと思います。

プログラミングスクールでも
昔はRubyやPHPがかなり多かったです。

もちろん、RubyやPHPが全部ダメと言いたいわけではありません。
今も使われている現場はあります。

ただ、単価アップという観点では
最近は伸びにくくなっているケースがあります。

理由の一つは、型がないことです。

型がない言語は
最初にサクッと作るには便利です。
でも運用が長くなると、

「この関数って何を受け取るんだっけ?」
「この変数には何が入るんだっけ?」
「このコード、AIに直させたけど大丈夫?」

みたいな問題が出やすくなります。

今はAIにコードを書かせる時代です。
そのとき、TypeScriptのように型がある方が
AIも間違えにくいです。

人間もAIも、型がある方が安全に開発しやすい。

だから現場側も
TypeScript、Next.js、Goみたいな
モダンで型のある技術に寄っていきます。

その結果、単価が高い案件も
そっちに集まりやすいです。

でも、スキルだけでは単価は上がらない

ここまで聞くと

「じゃあNext.jsとTypeScriptを勉強すればいいんですね」

と思うかもしれません。

もちろん、それはやった方がいいです。

ただ、今回の動画で本当に大事なのは
ここからです。

スキルがあるのに
エージェントの使い方で安く見積もられている人がいます。

本来80万円で行けるポテンシャルがあるのに
60万円で案件に入っている。

これ、普通にあります。

なぜかというと、エージェントにもビジネス構造があるからです。

フリーランスエージェントは
クライアントから案件を受けて
エンジニアを紹介します。

たとえばクライアントが80万円払っている。
でもエンジニアには60万円で発注する。
その差額がエージェントのマージンになります。

つまり、エージェント側からすると
エンジニアを低めの単価で出した方が
利益が大きくなる場合があります。

だから

「あなたのスキルなら60万円が限界ですね」

と言われても、それが本当に市場の限界なのか
ただのポジショントークなのかは分かりません。

ここを知らずに
1社の言葉だけ信じるのは危ないです。

エージェントは最低3社、できれば5社ぐらい比較する

結論、フリーランスエージェントは
最低でも3社は登録した方がいいです。

多くても5社ぐらいで十分です。

1社だけに相談して
その営業担当から

「あなたなら60万円です」

と言われると、比較基準がありません。
だから信じてしまいます。

でも別のエージェントに行くと

「80万円いけますよ」

と言われることがあります。

実際、僕の受講生でも
エージェントAには60万円と言われていたのに
別のエージェントに相談したら80万円で案件に行けた人がいます。

月20万円の差です。

年間で見たら240万円です。

これって、めちゃくちゃ大きいですよね。

中古車を買うときも
ガジェットを買うときも
普通は比較します。

どこが安いのか。
どこが条件いいのか。
相場はいくらなのか。

それなのに、自分の月単価となると
なぜか1社だけに任せてしまう人がいます。

これは本当にもったいないです。

注意

複数エージェントを使うのは、営業担当を雑に扱うためではありません。相場を知り、自分をちゃんと売ってくれる担当者を見極めるためです。良い担当者に出会ったら、そこは大事にした方がいいです。

希望単価は言い切った方がいい

エージェントと話すときに
多くの人が遠慮します。

「できれば70万円ぐらい欲しいです」
「もし可能なら80万円を目指したいです」

こういう言い方をしてしまう。

でも、単価を上げたいなら
希望単価はちゃんと言い切った方がいいです。

80万円が欲しいなら

「80万円以上の案件を希望しています」
「それ以下は今回は受けません」

と伝える。

もちろん、現実離れした金額を言えばいいわけではありません。
実務経験やスキルセットに対して
明らかに無理な単価を言っても通りません。

でも、月単価80万円を狙えるスキルがあるのに
自分から60万円でいいですと言ってしまうのは違います。

営業担当から

「あなたのスキルだと60万円が限界ですね」

と言われたら、そこで終わりにしなくていいです。

別のエージェントにも聞いてください。

逆に

「80万円に行けるように案件を探します」
「その単価で面談を組みます」

と言ってくれる営業担当は
かなり大事にした方がいいです。

そういう人は、ちゃんとあなたを売ろうとしてくれています。

スキルシートは「読み手目線」で作る

エージェント案件で単価を上げるうえで
かなり見落とされているのがスキルシートです。

多くのエンジニアは
スキルシートをちゃんと書けば
採用担当が全部読んでくれると思っています。

でも、現実はそんなに甘くありません。

採用担当には
いろんなエージェントから
大量のスキルシートが届きます。

全部をじっくり読むのは無理です。

最初に開いた画面。
つまり冒頭の数行、最初の見える範囲で

「この人、良さそうか」
「この人、案件に合いそうか」

を判断されます。

だから、スキルシートは冒頭に命をかけてください。

名前。
最寄り駅。
年齢。

もちろん必要な情報ではあります。
でも、最初に見せるべきなのはそこではありません。

最初に見せるべきなのは

  • 何年の実務経験があるのか
  • どの言語・フレームワークが得意なのか
  • 直近でどんな案件をやっていたのか
  • 要件定義、設計、実装、リーダー経験のどこまでできるのか
  • どんな成果を出したのか

こういう情報です。

エージェントから渡されたフォーマットに
自己PR欄がなければ、僕なら勝手に追加します。

採用担当に伝えたい情報を
一番上に集約させます。

経歴は直近案件から書く

スキルシートでよくあるミスが
古い案件から順番に書いているパターンです。

これ、かなりもったいないです。

採用担当は上から見ます。
そして直近の経験の方が、今の実力を表しやすいです。

昔のテスター案件。
昔の保守案件。
昔の小さい改修案件。

それが一番上に来ていると
本当に見せたい経験にたどり着く前に
読むのをやめられる可能性があります。

だから、経歴は直近案件から書いてください。

直近でNext.jsを触っている。
TypeScriptで開発している。
Goのバックエンドを担当している。
リーダーとして設計やレビューをしている。

そういうアピールしたい経験を
最初に見せるべきです。

プロジェクト欄の端っこに
小さく埋もれさせるのではなく、
冒頭の自己PRに書いてください。

スキルシートは
自分の歴史を時系列で丁寧に説明する資料ではありません。

採用担当に

「この人に会ってみたい」

と思ってもらうための営業資料です。

安い案件ほどラク、とは限らない

単価を上げるときに
真面目なエンジニアほどこう考えます。

「自分の実力で80万円の案件に入って大丈夫かな」
「まずは低い単価で修行した方がいいのでは」
「高単価案件は求められるレベルが高そうで怖い」

気持ちは分かります。

でも、安い案件ほどラクとは限りません。

むしろ逆のことも多いです。

単価が低い案件は
そもそも予算が少ない。
予算が少ないから人員も少ない。
人員が少ないから納期もパツパツになる。

結果、単価50万円の案件なのに
めちゃくちゃしんどいことがあります。

僕自身も、今は月単価130万円規模の案件をいただいていますが
一番しんどかったのは単価50万円の案件でした。

逆に、単価70万円・80万円の案件の方が
チームにエンジニアが20人いる。
自社サービスで納期に余裕がある。
体制がちゃんとしている。

こういうこともあります。

高単価だから必ずしんどい。
低単価だから修行になる。

これは思い込みです。

単価を上げたいなら
遠慮せずに、欲しい単価を取りに行った方がいいです。

エージェント案件は使っていい。でも依存しすぎない

ここまで、エージェント案件で単価を上げる方法を話してきました。

エージェントは使っていいです。
むしろ独立初期に収入を安定させるには
かなり便利です。

営業しなくても案件を紹介してもらえる。
月単価60万〜80万円を作りやすい。
会社員からフリーランスになる最初のステップとしては強いです。

ただし、エージェントだけに依存し続けると
どうしても限界があります。

僕が今いただいている月単価130万円規模の案件も
エージェント経由ではなく、直で取った案件です。

もちろん、最初から直案件を取れと言いたいわけではありません。

まずはエージェント案件で安定収入を作る。
そのうえで、個人でお客さんを取る経験を積む。
小さな案件を納品して、信頼を作る。

この流れが大事です。

エージェント案件で単価を上げる力と
自分でお客さんを取って価値提供する力。

両方あると、フリーランスエンジニアとしてかなり強くなります。

まとめ

エージェント案件で単価を1.5倍に上げたいなら
やるべきことはシンプルです。

  1. Next.js、TypeScript、Goなど単価が上がりやすいスキルセットに寄せる
  2. エージェントは最低3社、できれば5社ぐらい比較する
  3. 希望単価は遠慮せずに言い切る
  4. 良い営業担当を見極め、大事にする
  5. スキルシートの冒頭に、採用担当へ伝えたい情報を集約する
  6. 経歴は直近案件から書く
  7. 安い案件ほどラクという思い込みを捨てる

単価60万円と言われたから
自分は60万円の人間なんだ。
そう思わなくていいです。

それは、たまたまそのエージェントが
そう見積もっただけかもしれません。

別のエージェントなら80万円で売ってくれるかもしれない。
スキルシートを直せば面談が増えるかもしれない。
希望単価を言い切れば、そもそも紹介される案件が変わるかもしれない。

フリーランスエンジニアは
自分の単価を自分で守る必要があります。

そして、単価を上げたあとに大事なのは
その単価以上の価値をちゃんと返すことです。

ただ高く売るだけでは続きません。

現場の課題を解決する。
開発を前に進める。
売上やコストに効く仕事をする。
そういうエンジニアになると、単価はもっと上げやすくなります。

僕の公式LINEでは、エージェント案件の単価アップだけでなく
小さな個人案件を取って、直でお客さんとつながる流れも話しています。

エージェント案件で収入を安定させながら
将来的には自分で案件を取れるようになりたい人は
よければ一度、見に来てください。

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この記事の著者
はるや

はるや

  • AIに負けないエンジニア育成を発信
  • 稼ぎ続ける本質的なエンジニア戦略を発信
  • フリーランスエンジニアの単価アップ・個人案件・キャリア戦略を解説

手取り20万円の会社員エンジニアからフリーランスになり、月単価50万、60万、70万、100万、130万円と単価を上げてきた経験をもとに、開発スキルだけで終わらない働き方を発信しています。