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単価アップ

フリーランスエンジニア歴5年で月単価65万円の人、正直キツいです

エンジニア歴5年以上で月単価65万円以下に止まっているフリーランスエンジニア向けに、技術力不足だと思い込む前に見るべきエージェント依存とスキルセットの問題を解説します。

著者: はるや7分で読了
元動画: フリーランスエンジニア歴5年で月単価65万の人、正直キツいです

フリーランスエンジニア歴が5年以上ある。
でも、月単価は65万円以下で止まっている。

正直、これはかなりキツいです。

もちろん、月単価65万円って
世間的に見たら普通に高収入です。

会社員エンジニアの頃と比べたら
収入が一気に上がった感覚はあるはずです。

ただ、フリーランスエンジニアの中で見ると
月単価65万円はそこまで高い方ではありません。

レバテックの統計でも
エンジニアの月単価は60万〜85万円ぐらいが多い。
つまり、65万円で止まっているなら
平均以下寄りのゾーンにいるということです。

ここで多くの人が、だいたい同じ勘違いをします。

「もっと新しい言語を勉強した方がいいのかな」
「自分は技術力が足りないのかな」
「資格を取った方がいいのかな」

でも、結論から言うと
月単価65万円で止まっている原因を
技術力不足だと思っているなら
それは勘違いです。

むしろ、月単価65万円で止まっている人の7割は
エージェントとの関わり方をミスっています。

動画で聞きたい人はこちらです。
記事では、月単価65万円から抜け出すために
見るべきポイントを整理していきます。

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僕がこの記事で伝えたいこと
  • 月単価65万円で止まる原因を、技術力不足だと思うのは勘違い
  • エージェント1社依存のままだと、単価は上がらない
  • Ruby / PHP / Laravel / Railsだけの経験に止まると、単価は上がらない
  • 既存経験を捨てずに、TypeScriptやGoへ少しずつ寄せるのが現実的
特に見てほしい人
  • フリーランス歴が長いのに月単価60万〜70万円台で止まっている人
  • 同じエージェントを何年も使い続けている人
  • Laravel、Rails、PHP、Ruby案件から抜け出せていない人
  • 月単価80万円以上を狙いたいけど、何を変えればいいか分からない人

エンジニア歴5年で月単価65万円なら、安心している場合ではない

まず前提として
月単価65万円は悪い数字ではありません。

会社員時代に月20万〜30万円だった人が
フリーランスになって月65万円になる。
これはかなり大きな変化です。

生活も変わるし
自由度も上がるし
「エンジニアになってよかった」と思える数字です。

ただ、ここで満足して止まると危ないです。

なぜなら、エンジニア歴5年以上あって
月単価65万円から上がらないなら
市場から見た評価が伸びていないからです。

5年やっている。
現場経験もある。
毎日ちゃんと仕事もしている。

それなのに単価が上がらない。

この状態で、ただ年数だけ増えていくと
だんだん選べる案件が少なくなっていきます。

若手なら、まだ経験不足で説明できます。
でも、5年以上やって65万円だと
「なぜこの単価なのか」を見られます。

正直、ここは早めに向き合った方がいいです。

技術力だけを磨いても、単価は上がりません

単価が上がらない人ほど
だいたいこう考えます。

もっとReactを勉強しよう。
もっと設計を勉強しよう。
もっと資格を取ろう。
もっと新しい言語を覚えよう。

もちろん、勉強は大事です。
技術力が低くていいわけではありません。

ただ、月単価65万円で止まっている人の場合
技術力そのものよりも
「売られ方」と「案件の選び方」が原因です。

僕自身も、元々はITと関係ない公務員から
エンジニアに転職しました。

そこからエンジニア経験4年で
月単価130万円まで上がりました。
副業収入も70万円ぐらいあり
合計で月収200万円以上になった時期もあります。

受講生の中にも、

  • 月単価50万円から90万円まで上がった人
  • 月単価100万円まで上がった人
  • 月収20万円の会社員エンジニアから、1年でメイン案件80万円・副業30万円まで伸びた人

こういう人がいます。

この人たちが全員
最初から圧倒的な技術力を持っていたかというと
そういうわけではありません。

もちろん努力はしています。
でも、単価が上がった理由は
技術だけではなく、戦い方を変えたからです。

補足

ここで言いたいのは「技術を磨かなくていい」という話ではありません。技術を磨くのは前提です。ただ、単価65万円で止まっているなら、技術だけを増やす前に、今の案件獲得構造を見直した方が早いです。

原因1:エージェント1社依存だと、単価は上がりません

月単価65万円で止まっている人の多くは
エージェントを1社しか使っていません。

フリーランスになった最初の頃に
たまたま案件を紹介してもらったエージェント。
知り合いに紹介されたエージェント。
最初に決まった案件の担当者。

そのまま何年も
同じエージェントだけを使い続けている。

これ、独立初期は別に悪くありません。

最初に案件を取るときは
信頼できる担当者がいるだけで安心ですし
実績がない時期に紹介してくれるのはありがたいです。

でも、もしその環境で単価が上がっていないなら
そこに座り続けること自体が、単価が上がらない原因です。

エージェントは、あなたの味方に見えます。
実際、良い担当者もいます。

ただ、ビジネスモデルとしては
クライアントから案件を受けて
そこからマージンを抜いて
エンジニアに紹介する仕組みです。

たとえば、クライアントが月100万円払っている。
そこから10%〜20%のマージンを抜いて
エンジニアに80万〜90万円で出す。

これならまだ分かります。

でも、エージェントによっては
もっと大きく抜いているケースもあります。

もし現場が100万円払っているのに
あなたの単価が65万円なら
あなた自身に80万円以上のポテンシャルがあっても
間で削られて65万円になっているだけです。

まず「月単価80万円を狙いたい」と言ってみる

今のエージェントに
一度はっきり言ってみてください。

あなた

次は月単価80万円を狙いたいです。80万円に行ける案件を探してもらえませんか?

このときに担当者が、

担当者

いや、そのスキル感だと厳しいですね

担当者

今の単価ぐらいが妥当だと思います

こういう反応だけなら
正直、その担当者にこだわらなくていいです。

もちろん、本当にスキル不足の場合もあります。
でも、1社の担当者に言われたことだけで
自分の市場価値を決める必要はありません。

2社目、3社目のエージェントに相談すると
同じスキルでも、

別の担当者

その経験なら80万円狙えますよ。こういう案件で営業しましょう

と言ってくれる担当者がいます。

ここが大事です。

エージェントによって
持っている案件も違います。
営業力も違います。
マージンの取り方も違います。
担当者の売り方も違います。

だから、1社だけで判断すると
本来取れるはずの単価を逃します。

僕が単価アップを相談されたときは
最低でも3社以上はエージェントを使ってください
と伝えています。

同じエージェントに居続けると、危機感がなくなる

ずっと同じエージェントにいると
担当者側もだんだん慣れます。

この人は辞めない。
この人は他のエージェントに行かない。
この人は多少単価が上がらなくても残る。

そう思われると
向こうも本気で単価交渉しなくなります。

良い案件を探す。
現場に単価交渉する。
あなたを高く売る。
条件を取りに行く。

本来ならやるべきことを
だんだんやらなくなります。

これは人間関係が悪いというより
構造の問題です。

だからこそ、複数のエージェントに
「月単価80万円を狙いたい」と伝える。
そして、ちゃんと営業してくれそうなところと関わる。

これだけで変わる人は本当にいます。

実際、月単価60万円で伸び悩んでいた人が
エージェントへの交渉の仕方を変えただけで
月単価80万円まで上がったケースもあります。

注意

「今の担当者が悪い」と決めつける必要はありません。ただ、単価が何年も上がっていないなら、担当者との相性・案件の質・マージン構造を疑った方がいいです。義理だけで同じ環境に残り続けると、キャリアの伸びが止まります。

原因2:古いスキルセットに固定されると、単価は上がりません

もう1つの原因は
スキルセットです。

ここは、みんなが想像している通りの部分もあります。

Ruby、PHP、Rails、Laravel。
このあたりの経験だけに寄っている人は
正直、単価は上がりません。

もちろん、RubyやPHPが完全にダメという話ではありません。
今でも案件はあります。
強い人は普通に稼いでいます。

ただ、5年前ぐらいにプログラミングスクールで
RubyやPHPを学んで
そのままフリーランスになった人は多いです。

そして、そのままLaravel案件。
そのままRails案件。
そのままVue案件。

こういう形で経験年数だけ増えていくと
次の案件も似たような案件になります。

営業担当者も
新しい案件を探すより
今までの経験に近い案件に入れた方が楽です。

だから、LaravelとVueをやっている人には
またLaravelとVueの案件を紹介する。

その結果、ずっと同じ単価帯から抜け出せなくなります。

今はTypeScriptやGoの需要が強い

今は、TypeScriptやGoのような
型のある言語の需要がかなり強いです。

理由はシンプルで
プロダクトが大きくなったときに
型がある方が安全に開発しやすいからです。

動的言語で長く運用していると
変数に何が入っているのか分かりにくい。
影響範囲が読みにくい。
改修や機能追加がしづらい。

こういう問題が出ます。

さらに今はAIでコードを書く時代です。

型がある方が
AIにコードを書かせるときも
安全に補完しやすいです。

つまり、TypeScriptやGoは
今後の開発体制とも相性が良い。

僕の受講生で月単価100万円に行っている人も
フロントはTypeScript / Next.js。
バックエンドはGo。
こういうパターンが多いです。

いきなり全部変える必要はない

ここで勘違いしてほしくないのは
今までの経験を全部捨てろという話ではありません。

Laravelをやってきた人が
いきなりGoのバックエンド案件に入る。
これは現実的に難しいです。

Vueしかやっていない人が
急にNext.jsもGoも全部できますと言う。
これも無理です。

だから、やることは段階的でいいです。

たとえばLaravel経験があるなら、

  • バックエンドはLaravel
  • フロントはTypeScript / React / Next.js

こういう案件を狙う。

Vue経験があるなら、

  • フロントはVueの経験を活かす
  • バックエンドがTypeScript、またはGoの案件を狙う

こういう形で
片側ずつ需要の高い技術に寄せていく。

一気に全部変えるのではなく
今ある経験を足場にして
少しずつ市場価値の高い方向へ移るんです。

これが現実的です。

月単価65万円から抜けるために、まずやること

整理すると
月単価65万円で止まっている人が見るべき原因は2つです。

  1. エージェント1社依存になっていないか
    同じ担当者・同じ会社だけで市場価値を決めていないか確認する。
  2. スキルセットが古い案件に固定されていないか
    Ruby / PHP / Laravel / Railsだけで経験年数が積み上がっていないか確認する。

まずは、今のエージェントに
月単価80万円を狙いたいと伝えてください。

そのうえで、他のエージェントにも
同じ条件で相談してください。

1社だけで判断しない。
担当者の一言だけで自分の市場価値を決めない。
複数の営業ルートで、自分がいくらで売れるのかを見る。

これが最初です。

そして、今の経験が
単価の上がらない技術に固定されているなら
次の案件で少しずつずらしてください。

Laravelだけ。
Railsだけ。
PHPだけ。
Vueだけ。

ここから、TypeScriptやGoを含む案件に寄せていく。

これをやるだけで
月単価65万円から80万円以上に上げられます。

単価が上がらないのは、努力不足ではなく戦い方のミスです

単価が上がらないと
自分の努力不足だと思いがちです。

もっと勉強しないと。
もっと技術記事を読まないと。
もっと資格を取らないと。

もちろん、それも大事です。

でも、努力する方向を間違えると
ずっとしんどいです。

本当はエージェントを変えるだけで上がるのに
ずっと新しい言語の本を読んでいる。
本当は案件の選び方を変えるべきなのに
ずっと同じ技術の中で経験年数だけ増やしている。

これだと、努力しているのに報われません。

正直、フリーランスエンジニアは
ただ現場で真面目に働くだけだと
単価が勝手に上がるわけではありません。

自分をどの市場で売るのか。
誰に営業してもらうのか。
どの技術経験を次に積むのか。

ここまで考える必要があります。

よくある質問

Q. RubyやPHPをやっていると、もう単価は上がりませんか?

そんなことはありません。
RubyやPHPでも強い人は稼いでいます。

ただ、スクール卒業後から同じようなLaravel/Rails案件だけで
経験年数が増えているなら注意です。
次の案件でTypeScriptやGoなど、需要の高い技術に少しずつ寄せる方がいいです。

Q. エージェントを複数使うのは失礼ではありませんか?

失礼ではありません。
フリーランスとして自分の市場価値を知るためには
複数のルートを見るのは普通です。

むしろ1社だけに依存して
本来取れる単価を逃す方が危険です。

Q. 月単価80万円を狙うには、何から始めればいいですか?

まずは今のエージェントに
「月単価80万円を狙いたい」と伝えることです。

そのうえで、別のエージェント2〜3社にも相談してください。
同時に、次の案件でTypeScriptやGoなど
需要の高い技術に少しずつ寄せられないか見てください。

まとめ:月単価65万円で止まるなら、環境を疑った方がいい

月単価65万円は
世間的には十分高いです。

でも、エンジニア歴5年以上で
そこから上がらないなら
そのまま放置しない方がいいです。

見るべきなのは、まずこの2つです。

  • エージェント1社依存になっていないか
  • 古いスキルセットの案件に固定されていないか

技術を磨くことは大事です。
でも、売られ方と案件の選び方を変えないと
単価は上がりません。

今の自分なら月単価80万円を狙えるのか。
どのエージェントに相談すべきなのか。
次にどんな案件へ移るべきなのか。

ここを一度、ちゃんと整理した方がいいです。

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この記事の著者
はるや

はるや

  • AIに負けないエンジニア育成を発信
  • 稼ぎ続ける本質的なエンジニア戦略を発信
  • フリーランスエンジニアの単価アップ・個人案件・キャリア戦略を解説

手取り20万円の会社員エンジニアからフリーランスになり、月単価50万、60万、70万、100万、130万円と単価を上げてきた経験をもとに、開発スキルだけで終わらない働き方を発信しています。